鹿島田踏切の混雑解消を求める要望書

JRと川崎市に署名647筆提出しました。2020年2月

鹿島田踏切は、朝の混雑時には一時間に40分以上も遮断する「開かずの踏切」です。

開かずの踏切の事故件数は他の踏切の約4倍であり、国が踏切道改良促進法に基づいて全国1,000箇所の踏切を指定した中に、鹿島田をはじめ南武線の踏切が11ヶ所含まれています。

法指定された踏切道については、2020年度までに改良を行うか、踏切道の改良に要する期間等を定めた踏切道改良計画に従って改良を行うことが義務付けられます。

 しかし川崎市が計画している南武線の連続立体交差事業は完成までには20~30年が予想されるため、緊急の対応としてJRの踏切改善が求められます。鹿島田踏切の遮断時間を調査したところ、下りは50秒なのに対して上りは1分50秒であり、ホームに列車が停止している時間分多くなっていました。これは「賢い踏切」への改良が済んでいないか不十分であることを示しています。また、遮断時に待機している多くは自転車利用者であり、開いている短い時間に多くの自転車を通すためには踏切道の拡幅が必要です。

少しでも安全に、少しでも混雑を解消し安心な踏切にするために、下記の通り要望します。

要望事項 

1.鹿島田踏切の混雑時の「開かずの踏切」状態を早急に改善すること

 

2.鹿島田踏切の踏切道(歩行者通路)を拡幅すること

鹿島田踏切の踏切道(歩行者通路)を拡幅すること

踏切が開いている短い時間に多くの自転車を通すためには踏切道の拡幅が必要です。

また「もっと賢い踏切」への信号改良を求めます。

市民が交流などに、気軽に使える公共の施設が欲しい!

鹿島田地域には、市民が交流できる場が1つもありません。鹿島田駅西側に「旧再開発事務所」がありますが、これを市民のコミュニティの場として開放してほしいとの要望があります。現在、南武線の高架の計画がありますが、完成は20数年先のようで、その間は事務所の活用は決まっていないのが実態です。

そこで、その間は、市民に貸し出しをして、コミュニティの場として、使用できるようにして欲しいのです。

駅改札前広場に休めるイスが欲しい!

鹿島田駅、新川崎駅には改札口前に、待ち合わせやちょっとした休憩に利用できるイスがありません。写真のような丸いイスガあるといいのにと、思うことが時々あります。身体の不自由な人、高齢者は、ちょっと休憩をしたくなるものです。(時々左の写真のような光景も見られます。)

ぜひイスが欲しいという声が寄せられています。